クイズミリオネアの見方が変わった!

中里智英子

2006年03月28日 10:00

先日、何気なくテレビをつけたら
クイズミリオネアをやっていました。

いつものとおり、みのもんたさんの眼力で
回答をひっぱる、ひっぱる。
案の定、回答を出す前にコマーシャル。
もうそろそろ、これも飽きてきたなと思っていたのですが…

この日は、新たな発見を。
というのも回答者席に座っていた浅野ゆう子さん。
テレビをつけたときには
すでに750万円に挑戦中!

そのときの設問は
「宇宙飛行士の最高齢者は何歳?」というもの。
4択の回答は
1、67歳
2、77歳
3、87歳
4、97歳(だったと思う、記憶は定かではない)

私は、回答を知っていたのだけど
浅野ゆう子さんは知らない様子。
いろいろと考えをめぐらせていまた。

その考え方は、
宇宙飛行士→特別な任務→体力→気力が必要
であれば、あまり高齢は考えられない。
そこで、浅野ゆう子さんは、67歳と77歳に絞った。

さらに67歳が妥当かなと回答が偏りかけたとき
彼女は、「余計な話ですが、女優の野際陽子さんは70歳になるんです、若いですよね。
それを考えると70歳は高齢者じゃありませんね。
決めました、77歳でいきます。ファイナルアンサー」となったのです。

もちろん正解。

これって、ひとつの連想ゲーム。
企画を練るときに考え方のひとつじゃないですか。

1000万円に挑戦する最後の問題は
「みにくいあひるの子の母親は、何の子と間違えたか」というもの。

1、がちょう
2、七面鳥
3、カモ
4、白鳥

私は単純に「がちょう」かなと思っていました。

浅野さんは、ここでフィフティー・フィフティーとテレホンを使い。
最後に残ったのは、がちょうと七面鳥。

ここでも彼女の考え方は
がちょう→水鳥→あひると似ている→見慣れていれば驚かない
よって、七面鳥という答えを導きだし、見事正解!

このクイズは時間制減がないので、回答者はじっくりと考えられる時間を与えられるため
このような見せ場が作られるのだと思います。

見方を変えると、なかなかおもしろいものです。
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