誰から買うか

中里智英子

2006年05月04日 11:23

最近、取材を通して物を買うことが多い。

このバッグもそのひとつ。

ケニアの女性が作ったという天然素材のバッグ。
てれんとしていながら型くずれせず、
素材のもつ風合いもお気に入り。

その他にもタオル、洗面器、本など
さまざまな物が増えている。

仕事に必要なものというよりも、
自分への消費。

だけど無駄遣いをしている
という罪悪感はほとんどなく
満足に近いものを感じている。

何故なら、その物を通して、
出会った人びとの顔が浮かんでくるから。

高価なものでも、衝動買いでも、動機はひとつ。
私はその人との出会いを買っていたのだ。

そんなことに気づいてから
自分のまわりにあるもの
ひとつひとつが愛おしくてしょうがない。

今さらながら、
お金の使い方を学んでいる今日この頃です。

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