名護市辺野古をぶら〜り
米軍普天間飛行場のキャンプ・シュワブ沿岸部移設に
ゆれる名護市辺野古(へのこ)。
辺野古と言えば、
キャンプ・シュワブの手前にある元歓楽街から旧部落
そして、座り込み行動を行っている
漁港周辺などが注目されていますが
キャンプ・シュワブの北側、
闘牛場のある二見から北にも10区の集落が
沿岸部にはりつくように、細長く広がっています。
リゾートホテルカヌチャに周辺です。
何度も通っているのに、
国道331号沿いしか通ったことがありませんでした。
今回は地元に住む知人に案内されて
通りすがりだけでは見えてこなかった、
人々の暮らしを少しだけ見ることができました。
嘉陽小学校は、全校生徒数は10名にも満たない小さな小学校。
目の前が海で、校庭から浜に出ることができます。
海に囲まれている沖縄といえども、
目の前がすぐ海という小学校は珍しいのでは。
なんとも贅沢なロケーションです。
この小学校に通う子供は幸せだろうな。
さらに北へと車を走らせると
そこは名護市の東海岸の最北に位置する
天仁屋の集落が見えてきます。
集落を抜け海側へと進むと、
そこは日本海を思わせるような風景が広がっていました。
ちょっとした穴場のビューポイントを発見し、得した気分になりました。
そして、改めて、この静かな集落周辺に、
新たな軍用飛行場を作らせるなんてとんでもないと強く感じました。
今度は天仁屋から南下し、辺野古漁港となりのビーチへ。
キャンプ・シュワブとの境界線に有刺鉄線がはり巡らされていました。
移設問題が上がる前にもこの境界線はあったそうですが
当時は、ひざ長けほどの高さで、建て前上あったようなもので
いつでも飛び越えられるものだったそうです。
でも、今はごらんのとおり。
ぐるぐる巻きの有刺鉄線が、現状を物語っているかのようでした。
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