2005年11月11日
グアテマラから求人応募

昨日紹介したグレイスラムの金城さんの話の続き。
日本ではじめて、本格的なラム酒づくりを行っている
グレイスラムさんには
さまざまな問い合わせがあるそうです。
もちろん商品購入の問い合せがほとんどですが
意外にも求人の問い合せが多く、
金城さんは、ラム酒を作りたいという人の多さに驚いているそうです。
中でも、いちばん驚いたのは、グアテマラからの手紙。
メールが発達しているこの時代、
封筒入りの手紙で届いたそうです。
差出人は、ラム酒づくりの勉強のためにグアテマラに渡ったいう日本人青年です。
グレイスラムは、10名にも満たない社員で、ほそぼそと経営している(本人談)ので
これ以上、社員を増やす予定もなければ、給料も払えないと断ったそうですが
それだったら一週間だけでもいいから、手伝わせてくれとのこと。
はるばるグアテマラから、日本、沖縄本島経由で、南大東島まで来たそうです。
現在の生産数は、月産5,000本がやっと。
もっと増やすためには、設備投資をしなければいけないけど
タンクひとつ運ぶにしても、船をチャーターしなければいけないので
大掛かりになってしまい、とても予算がないとのこと。
でも、予算以上に金城さんたちがこだわっているのが品質管理。
瓶詰めからラベル貼りまで、すべて手作業で行っている「COR COR」は
わが子のようなもの。絶対の自信を持って生産するためには、
この本数が限界なんだそうです。
※これって、以前紹介したアイランドアロマの石けんと同じですね。
「COR COR」の生産を増やすことはできないけど
シークヮーサーなど果汁を加えたリキュール酒も考えているとこのと。
そうすれば、南大東の農家の方に原料を育ててもらうこともでき
島の経済発展にも寄与できるのではと、次なるビジョンも持っています。
雑談のときに、消費先の割合を尋ねたところ
「県外が6割、沖縄が4割、でもそのうち南大東が2割なんです」
と笑顔で語る金城さんにつられて、こっちまでうれしくなってきちゃいました。
Posted by 中里智英子 at 15:47│Comments(2)
│話のネタ
この記事へのコメント
与那原家の上原です。
昨日はとても楽しかったです。ラム酒の』話をおいしそうに書いている中里さんが下戸だとは。
そう言えば、普段のブログも食べることが中心でしたね。
お酒がわかるともっつもっと楽しい世界が見えてくるのに・・・・・・
Posted by at 2005年11月12日 10:40
上原さん、こちらこそ、楽しかったです。
やはりスワンやバナナマンに対抗して
上原さんのだるまマンを見てみたい気がします。
最近、特に、飲めたらいいのにと思うようになりました。
でも、飲めない分、食べているから、いいっかなぁ。
と開き直り、ダイエットとは無縁の道へと走っている今日この頃です。
Posted by 中里智英子 at 2005年11月12日 19:38