2005年11月07日
優れものは、国をも越える
沖縄空手道・古武道支援センターがあります。
沖縄空手道・古武道を流派に関係なく
平等に支援するNPO法人です。
ここの企画部長は、
ダズール・ミゲールさんというフランス人。
ミゲールさんは、母国フランスで沖縄空手に触れ、
本場の空手を見てみたいという強い意志で
沖縄に知り合いもいないまま、
今から12年前に来沖したそうです。
沖縄に来た当初は、
まったく日本語をしゃべれなかったけど、
まわりは日本人ばかり、
覚えるしかない、しゃべるしかない
意思を伝えたいの一心から、日本語を取得。
今では、フランス語、英語、スペイン語、
そして日本をあやつるバイリンガルです。
語学は、「学べよりも、使え、慣れろ」ですね。
この10数年の間、肉体労働から、
英字新聞の記者、フランス語教師、通訳などを経て
今年、念願の空手に関する仕事に就いたとか。
今は、沖縄空手道・古武道を国内外へと
知らしめるための情報発信を行っています。
その第一歩が、「沖縄空手通信」の発行。
武道の大御所たちへのインタビューから、
撮影、編集、デザインなど一人で何役もこなしながら、
毎月発行しています。
NPOでの契約は、来年までらしいですが、
その先の不安はないとのこと。
「好きなことを仕事にできる幸せ、
そして経験は今後にも役立つと信じているから」だそうです。
ミゲールさんがこうまでいう、
沖縄空手道・古武道の魅力とは、いったい…
優れもの、本物には、枠ってないんですね。
Posted by 中里智英子 at 13:01│Comments(7)
│話のネタ
この記事へのコメント
中里さん、こんにちわ!
「好きなことを仕事にできる」っていいですね。
Posted by 冒険王 at 2005年11月07日 16:40
本当に、そうですね。
「好き」「興味がある」ことをやっているときは
時間が経つのも忘れてしまい、疲れないですもんね。
Posted by 中里智英子 at 2005年11月07日 17:37
おおっミゲールさんが…
NPO活動の方おつかれさまです☆
立ち上げに参加していた一人として影ながら応援しています♪
「沖縄空手」というある意味での「ブランド」を
これからも、発展継承させていくためには、NPOの様な
組織を中心として、流派を超えた協力が必要ですよね!!
Posted by 葵色(あおいろ) at 2005年11月07日 19:45
葵色さん、コメントありがとうございます。
世界に誇れる「沖縄空手」を、どのうに情報発信すればいいのか
ミゲールさんのような方がコーディネートするのがいちばんですね。
Posted by 中里智英子 at 2005年11月08日 00:05
はいさい!お元気様です。
自分がほれ込んだ事に夢中になれるってイイデスネェ!
素敵ですねぇ。
あっ、コメントもありがとうございました。
本音はハウツーではなく、血沸き肉踊り、涙しての読書がいいなぁ!
映像文化華やかですが、読書での感動も変えがたいです。
高良には1963年11月まで住んでました。
その後、那覇市若狭に移りましたカルチャーショクックを受けました。
ほんに田舎だったんです。当時と今は大違いです。
Posted by 赤嶺 英仁 at 2005年11月08日 10:37
はじめまして中里さん 平原と申します。
語学は、「学べよりも、使え、慣れろ」
まさにその通りですね。
実践の大切さを知ってるはずなのに、未だに日本語オンリー
あれだけ受験勉強したのに、せめて英語は・・・・・
いや、実践あるのみですね。
Posted by 平原 理日朗 at 2005年11月08日 17:03
☆赤嶺さん
思わず、赤嶺さんのプロフィールに書かれている
高良という言葉に反応してしまいましたが
ルーツが高良だったんですね。
40年前、田舎だった高良も、大きく変わったのですね。
☆平原さん
コメントありがとうございます。
残念ながら、沖縄には米軍基地がありますが
これをプラスに生かせるとしたら、
沖縄を英語教育の特区にすることだと思うんですが
まだ、まだ実行されていません。
ピンチをチャンスに。
負の遺産を、プラスに変えられないものでしょうか?
Posted by 中里智英子 at 2005年11月08日 17:38