2005年07月05日
料理撮影
今日は、とある企業の社内報に載せる料理の撮影の日。
料理撮影の楽しみは、なんといっても撮影後の試食タイム。
といっても全てが食べられるわけでもないんですよね。
今回の撮影は、予算の都合で、
カメラマンもいなければフードコーディネーターもいない簡略化されたもの。
社員から寄せられたレシピに従って作り、デジカメでパシャリ。
撮影後は、試食タイムとなるのです。
でも、本格的な料理撮影の場合、より美味しく見せるために
いろいろと工夫をするので、食べられないことも。
たとえばシズル感(視覚的に訴えるための演出)を出すために料理に油をぬったり、
彩りを鮮やかに見せるために、火を通さなかったり、味付けをしないまま盛り付けたり
撮影後に食べられるものなんて、ほとんどないんです。
レストランのシェフの中には、こうした効果を知っている人もいて、
撮影用の料理を用意することも少なくありません。
でもその一方で、料理撮影を試食の場と考える料理人もいました。
あるゴルフ場レストランでの料理撮影での出来事。
撮影するメニューは3品。
プレイ後の食事を想定したメニューは、どれもボリュームたっぷりで
カロリーも高めに考えられていました。
料理長は、料理撮影よりも試食の感想を楽しみにしているため、残したら大変!
「まずいのか、味が濃いのか、薄いのか」と質問攻めに合うのです。
撮影は、レストランが暇になる3時あと。
昼食をとってしまうと、料理が食べられなくなるので、
この撮影があるときだけは、お昼をぐっと我慢して料理撮影にでかけました。
でも、私の不幸はこれだけではないのです。
同行したカメラマンは、好き嫌いが多く、なかでも豚肉は口にすると気分が悪くなる始末。
3品とも豚肉を使っているときには、3食分を食べる羽目に。
楽しみにしていた試食も、半ば反べそです。
そこで、あるときから撮影アシスタントとして、もうひとり同行させることにしました。
もちろん好き嫌いの少ない人を選んで。
すると料理長は、ひとり増えたものだから、
撮影用以外にも料理を用意してくれるようになってしまったのです。
もちろん「残さんで、食べてよ〜」と嬉しそうにすすめるのでした。
まさに、「美味しい話には裏がある」っことなんですね。
カメラマンもいなければフードコーディネーターもいない簡略化されたもの。
社員から寄せられたレシピに従って作り、デジカメでパシャリ。
撮影後は、試食タイムとなるのです。
でも、本格的な料理撮影の場合、より美味しく見せるために
いろいろと工夫をするので、食べられないことも。
たとえばシズル感(視覚的に訴えるための演出)を出すために料理に油をぬったり、
彩りを鮮やかに見せるために、火を通さなかったり、味付けをしないまま盛り付けたり
撮影後に食べられるものなんて、ほとんどないんです。
レストランのシェフの中には、こうした効果を知っている人もいて、
撮影用の料理を用意することも少なくありません。
でもその一方で、料理撮影を試食の場と考える料理人もいました。
あるゴルフ場レストランでの料理撮影での出来事。
撮影するメニューは3品。
プレイ後の食事を想定したメニューは、どれもボリュームたっぷりで
カロリーも高めに考えられていました。
料理長は、料理撮影よりも試食の感想を楽しみにしているため、残したら大変!
「まずいのか、味が濃いのか、薄いのか」と質問攻めに合うのです。
撮影は、レストランが暇になる3時あと。
昼食をとってしまうと、料理が食べられなくなるので、
この撮影があるときだけは、お昼をぐっと我慢して料理撮影にでかけました。
でも、私の不幸はこれだけではないのです。
同行したカメラマンは、好き嫌いが多く、なかでも豚肉は口にすると気分が悪くなる始末。
3品とも豚肉を使っているときには、3食分を食べる羽目に。
楽しみにしていた試食も、半ば反べそです。
そこで、あるときから撮影アシスタントとして、もうひとり同行させることにしました。
もちろん好き嫌いの少ない人を選んで。
すると料理長は、ひとり増えたものだから、
撮影用以外にも料理を用意してくれるようになってしまったのです。
もちろん「残さんで、食べてよ〜」と嬉しそうにすすめるのでした。
まさに、「美味しい話には裏がある」っことなんですね。
Posted by 中里智英子 at 17:45│Comments(2)
│取材中
この記事へのコメント
この記事すごくわかります~。
私もレストランに行く時はいつ「食べて」と言われても
構わないようにお腹を減らしていくんですよ~。
やっぱり皆一緒なんですねぇ。
なんか嬉しいです。
書き込みありがとうございました。
これからもよろしくお願いします。^^
Posted by めぐみ@離島 at 2005年09月30日 22:14
めぐみさん、書き込みありがとうございました。
これからもちょくちょく寄らせてもらいますんで、
よろしくお願いいたします。
Posted by 中里智英子 at 2005年09月30日 22:14