2005年10月13日
奥の深いクイズ
今日、とある企業さんの
マネージャー研修を拝見させていただきました。
マネージャー職についている方たちが
部下とのコミュニケーション、
リーダーシップについて学ぶ、一日研修でした。
講習だけでなく、ロールプレイなど
動きのある研修と聞いてはいたものの
まぁ、お決まりの研修かなと想像していたのですが
これが意外にもおもしろかったので、その一部を紹介します。
「チームワークとリーダシップ」と題された研修のひとつに
5〜6人のグループに分かれて
「砂漠で遭難したケース」について考えるというものがありました。
飛行機が不時着し、砂漠で遭難した“あなた方”が
炎上する飛行機から、かろうじて取り出すことができた12の品々に
重要と思われるものから優先順位をつけるというクイズに答えるというもの。
まず、はじめに個人で優先順位をつけます。
次にグループで討論しながら、優先順位をつけます。
そして、答え合わせをします。
正解と個人の答え、グループでの答えを照らし合わせ
それぞれの誤差を得点化します。
例えば、自分が優先順位1位と思っていたものが
正解では5位とすれば、得点は「4」。
得点が低いほど、正解に近く、助かる確率が高くなります。
ここまでだと単なるクイズなんですが、
何故、これが研修になるかというと
個人では、得点が低かったのに、
グループでの得点が高かった場合、
この人は、グループでリーダーシップが発揮できなかったことになるのです。
どう、おもしろいでしょ。
Posted by 中里智英子 at 20:13│Comments(2)
│学びのネタ
この記事へのコメント
うっ 思わず考え込んでしまいました。(^^;
正解発表、楽しみにしてます~。
Posted by pyo at 2005年10月14日 18:42
11月中旬ぐらいには、正解を好評できそうです(苦笑)。
pyoさんも、優先順位をつけておいてくださいね。
Posted by 中里智英子 at 2005年10月15日 09:16